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音読の効果 重要性 [英語勉強法 英会話 音読]

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音読の効果

幕末から明治の頃に活躍していた日本の
政治家たちは、それはそれは
苦労しながら学んだことと思います。
思えば今のように、電子辞書も
バイリンガル放送もなかった時代です。

まして衛星放送などという代物は夢のまた夢。
活動写真ですら、その影も形もありませんでしたから、
どれほど苦労しながら外国語を学んだことでしょうか。


しかし、福沢諭吉も新島襄も、大山巌に
佐久間象山など、とにかく、この時代にあっても、
優れた語学の使い手は大勢いました。

いったい、どうやってマスターしていったのだろう、
と思わず聞いてみたくなります。

たとえば、佐久間象山という人などは、
松代藩、今の信州あたりの小藩で生まれた、
いわば田舎出身の下級武士ですが、
それでも、二ヶ月でオランダ語の文法を
マスターしています。

そして、辞書を片手に、どのような洋書も
読んでしまったのだと、なにかの本で読みました。
たしか「日本史探訪」だったと思います。

ちなみに、象山の肖像画を見てみると、
その風貌がまるで西洋人のようです。

ところで、当時の学習の方法は、
教科書を、書き写すというのが主流
だったといいます。

時代劇を見てみると、確かに若い人たちが
せっせと書き写しています。

それから、もぅ一つ。

「素読」です。

音読ですね、今の言葉で言うと。まあ、あの当時は、

特にコレといった娯楽というものもありませんでしたし、

他にすることがないから素読でもしましょう、という

感じだったのかもしれません。


そして、江戸時代の素読というと
論語などを音読する、というものです。
これが当時の藩校などでの主な教育でした。

その素読学習方法を、オランダ語などの
語学学習にも応用していたようです。


しかしこれ、なかなかいいのです。
決して古くありません。なぜなら、英語なら英語、
オランダ語ならオランダ語を、声に出して読むことで、
その言語を話すために、必要な舌筋などの筋肉を
作ることができるからなのです。

古い素読学習法は、決して古くないのです。
今でも有効な学習方法なんですよ。

今の時代は、ハイテクを駆使した
学習方法がもてはやされています。
それはもちろん素晴らしいものです。

しかし、その一方で、古いものも
なかなか捨てたものではないのではと
思ったりしています。

シンガポールも香港も韓国も台湾も、
おそらく今の日本の英語教育を
凌駕してしまっているでしょう。
でも、決して卑屈になることはありません。

私たち日本人には、日本人にぴったりな
方法があると思います。




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